めっき設備
YG装置(亜鉛ワイピング・浴中機器)
ワイピング装置及び亜鉛ポット内に設置してストリップを送り出す浴中機器は、焼鈍炉の直後に位置し亜鉛めっき製品の品質を左右する重要な設備です。
当社のYG装置は Y装置: エアーワイパ、G装置: 浴中ロールから構成されます。 Y装置は、溶融亜鉛ポット直上に設置され 溶融亜鉛ポットを直上に通過するストリップに随伴し必要量以上の亜鉛を板幅方向で均一厚みとなるようガスワイピングで削ぎ落します。 G装置はポット浴中に設置され、互いにオフセット配置した2本の小径ロールを操作してストリップ位置決めを行うとともにストリップの振動抑制・形状矯正を行い、板幅方向の均一めっきを実現します。

YG装置

YG装置スケッチ
G装置による板形状矯正
Y装置によるガスワイピング
ガスリフター式トップドロス移送装置
当社は、運転中に近づくことが困難な箇所(スナウト内、エアワイパ付近)に発生するトップドロスを容易に接近できるスナウト背面等へ移送するガスリフター式トップドロス移送装置を開発しました。
この装置によりめっき鋼板品質向上だけでなくオペレータの作業環境改善に大きく貢献しています。

ガスリフター式トップドロス移送装置
制振装置
当社の制振装置(電磁石振動抑制システム)は、亜鉛ポット上のエアワイパ直上に設置することで、ポット立上がり部でのストリップの振動抑制及びC反り等の板幅方向の形状矯正を行い、めっき付着量の高精度な均一化を実現する設備です。

制振装置スケッチ
通板材代表例
- 板厚 : 0.3 ~ 4.5mm
- 板幅 : 600 ~ 1,850mm
- 取扱材料 : 亜鉛、アルミめっき材
- 通板速度 : Max. 200mpm
- 通板テンション : 0.6 ~ 2.5 kgf/mm2
機能原理
ストリップ表裏側に対向して設置されたハウジングには電磁石と変位計が板幅方向に複数軸搭載されており、変位センサで検出したストリップ位置を基に個々軸の電磁石に流す電流を制御します。

制振装置の代表性能
- 制振性能 : Max 10mmp-pの振動を平均25%以下に低減(対象振動周波数0~10 Hz)
- 形状矯正能力 : 矯正可能C反り量 18mm(at板厚0.8mm、板幅1220mm、板温450℃)
- 電磁石吸引力 : 15 kgf/1軸 (at 常温、0.8 mm板厚、2段/1軸構成)
- 通板速度 : Max 200mpm
- * 上記は、電磁石~Strip間Gap:15mm、Max Coil電流:3.9Aが前提です。






