各種制御装置構成例
圧延機油圧圧下制御装置
装置原理
圧延機のロールにて圧延材を設定厚に圧延する為に、サーボ弁の開度を操作して油圧シリンダの位置をコントロールする装置
特徴
- 専用アプリケーションにて高速制御実施(制御周期1ms)
- 位置検出器として高精度(1μm)対環境タイプのセンサを使用
- 過去のKnow Howに基く各種補正機能有り。
- 圧延荷重による圧延機伸び量補正
- 荷重、油柱によるサーボ弁流量特性補正
| 環境、ライン条件等 | センサ、アクチュエータ |
|---|---|
| 板温:400~1100℃ 板厚:1.0~12.0mm 板幅:900~1550mm 板速:max15m/s 水蒸気多、ロール冷却水飛散 |
リニア位置センサ×2 ロードセル×2 油圧シリンダ×2 サーボ弁×2 |

油圧ダウンコイラ制御装置
装置原理
圧延材をコイル状に巻き取る装置において、板先端通過時に押付けロールを段差回避し、押付け疵を減少させ製品品質を向上させる装置。
特徴
- 旋回性能に優れたUFによる高い応答性
(QOC応答26~36ms) - インロッド式センサの採用による高い耐久性及び信頼性
- 定位QOCの適用による機械衝撃の低減
- 高精度トラッキング(側長最小単位:5mm)
- レーザセンサによるトラッキング補正
| 環境、ライン条件等 | センサ、アクチュエータ |
|---|---|
| 板温:400~600℃ 板厚:1.2~20.0mm 板幅:500~2180mm コイル外径:915~2600mm 板速:max15m/s 水蒸気多、ロール冷却水飛散 |
リニア位置センサ×4 油圧検出器×8 レーザセンサ×2 油圧シリンダ×4 サーボ弁×4 |

ORP制御装置
装置原理
圧延中(バー内)に砥石をロールに押付け、ロール軸方向に移動させてロール表面を研削する装置であり、ロール交換数の削減等による生産性の向上、及びロール肌荒れ除去による品質向上の効果がある。
特徴
- ロール径、ロールギャップに応じ砥石を傾け、砥石とロールの位置を一定にする事により研削能のばらつきを防ぐ
- ロール周速に応じた砥石押付圧制御を行い、ロール軸方向の研削量を一定に保つ。
- 目的に合わせた研削パターンが可能
- 全面研削:ロールの肌荒れを取り除く
- 段差研削:圧延によって発生する段差摩耗を取り除く
| 環境、ライン条件等 | センサ、アクチュエータ |
|---|---|
| WR径:575~680mm WR回転数:350~1600mpm 圧延速度:1680mpm 高温多湿、ロール冷却水飛散 |
アブソコーダ×2 ロードセル×4 モータ×14 エンコーダ×12 |

ロール偏心制御装置
装置原理
ロールに偏心があると、ロール回転に応じて圧下量の変動が発生し、板厚の変動となります。本装置はバックアップロールに取り付けた回転角検出器により回転角に応じた荷重変動をサンプリングし、変動を打ち消す偏心補正量を圧下装置に出力します。
特徴
- サーボ系の位相遅れをリアルタイムに補正し、圧延中のライン速度変化にも高速に追従する。
- 熱変形等による偏心量変化にもリアルタイムに追従
- ローカル側に新規に設置するのは回転角検出器(PLG)のみであり、既設圧延機への追設も容易である。
| 環境、ライン条件等 | センサ、アクチュエータ |
|---|---|
| BUR径:1450~1655mm 圧延速度:max 1680mpm 高温多湿、ロール冷却水飛散 |
アブソコーダ (64PLS/回転) |

ストリップ形状矯正制振装置
装置原理
通板材の表裏に電磁石を設置し、吸引力をコントロールして通板材の振動を抑制し、C反り等の形状を矯正する装置である。メッキ装置のポット出側に設置する事により目付け量の均一化(品質向上)が図れる。
特徴
- 小型で高い吸引力の電磁石を採用
(1軸当たりの吸引力:10.5kg/f) - 振動解析技術及び実機データより形状/制振制御ロジックを確立
- 形状制御:C反り低減量50%以下
| 環境、ライン条件等 | センサ、アクチュエータ |
|---|---|
| 板厚:0.3~3.2mm 板幅:610~1610mm 板速:150mpm アルミメッキ浴温:660℃ |
渦電流センサ×8 電磁石×28 熱電対×4 |

蛇行センサ
装置原理
スタンド間のサイドガイド上に片側2台CCDカメラを設置し、通板材のエッジを検出して蛇行量、板幅を演算する装置である。蛇行量は通板の安定性、及び尻抜け時の縛り防止に、板幅信号は、板幅制御に用いられる。
特徴
- 高精度(オフライン精度:±1.0mm以内)
三角測量法、カメラ取り付け位置自動校正機能による精度向上 - 高速サンプリング(検出周期:5.6ms)
専用H/Wにより、エリアセンサの1画面サンプリング内で3回の検出を実施して高速サンプリングを実現。 - 耐環境性
高性能パージ装置にてスタンド間の悪環境下(蒸気・水滴・熱)での安定検出実現
| 環境、ライン条件等 | センサ、アクチュエータ |
|---|---|
| 板温:400~1100℃ 板厚:1.0~12.0mm 板幅:900~1550mm 板速:max1680mpm 水蒸気多、ロール冷却水飛散 カメラ設置位置:パスライン+700~800mm |
CCDカメラ×4 パージエアー:2Nm3/min 冷却水:40l/min |

フィッシュテール検出装置
装置原理
プロセスラインの入側において、クレードル上にて回転するコイルの下方から照明を照射し、尾端部分に発生する影をCCDカメラにてとらえ、コイル尾端位置を検出する装置である。ライン入側の省人化、自動化を目的とします。
特徴
- 高精度(尾端位置検出精度:±50mm)
専用H/W及びアルゴリズムにより高精度化実現 - CCDカメラを用いた画像処理による非接触式の検出である為、安定性に優れています。
- 照明、光学フィルタ技術、及び各種画像処理技術により、コイル上の文字、錆、オイル等の外乱除去を実施します。
| 環境、ライン条件等 | センサ、アクチュエータ |
|---|---|
| コイル外径:1200~2100mm コイル幅:600~1350mm コイル回転速度:330mm/sec |
CCDカメラ×1 ハロゲンライト×1 PLG×1 レーザ変位計×3 |




